玉手箱プロジェクト

堺・山之口商店街を明るく楽しくするプロジェクトです

2020年09月

・・・新企画案内を「画像」でUPしたために、「文字」が小さくて読めないという声をいただきました。すんません。再度、「文書」として再UPさせていただきました。

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《玉手箱プロジェクト「SSS」》2020.10

★新企画「ストリート・スリッポン・スタイル」(略称:SSS)★

~スリッポンで商店街を散歩!~

2019年5月「令和」と同時に堺・山之口商店街「玉手箱プロジェクト」はスタートしました。

2020年5月、1周年を迎えましたが「新型コロナウイルス」感染防止のため、私たちは「ステイホーム」を余儀なくされ、現在に至っています。このままではという思いから・・・

ゆっくりのんびり、そして楽しく。アートなスリッポンをはいて、

「玉手箱」展示をながめながら、商店街を散歩してみませんか?

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【経緯】

(1)酷暑と酷使がたたってPCが故障、蓄積していたデータも★「消滅」してしまう。落ち込んでいても仕方がないので、これを機会に転じて★「初心に戻れ」ということか?と奮起する。

(2)美術をめざそうと思った頃、ただ描くことが「好き」から、「何をどのように描くのか?」に「転換」できたのは、ピカソ★「ゲルニカ」との出会い。偶然、タイムライフブックス「巨匠の世界」(全18+読書の手引1冊・19冊★1970年代前半刊行)で「ゲルニカ」の制作プロセスを観て感動したこと、今でも鮮明に記憶している。

(3)再度「ゲルニカ」にまつわる様々なアートを再考しつつ、この思いを何らかの★形(作品)にしようと制作方法を考える。できれば、これまでやったことのない新鮮な手法がいい。特にこの夏、レジン・柿渋・染料など用い、絵画のみならず版画(スタンプ)や染色(Tシャツ)に取り組んできたところです。

(4)ただ一つ思い通りに表現できなかったのが、Tシャツへの「描画」(★布書きペン)。布が柔らかく、思うように線描できなかったため「欲求不満」が残っていた。その時、キャンバス地のベーシックな「スリッポン」なら、スムーズに描けるのではないか?そして、「ゲルニカ」を描いてみようと思いついたのである。(こういう状態を「天使が降りてくる」?と私は思っている)

(5)そして、「靴」に対する尋常ではない思いが込み上げてきた。昔風に言うと「九文七分(ここのもんひちぶ=きゅうひち)」が私サイズ、風呂屋の体重計は貫目だった。靴や服を探すのに、これまでどれだけ苦労したことか、服ならまだしも靴だけはピツタリでないと歩けないのである。そんな苦い経験から「(23.5~)24センチ」に固執している。自分が実際に履く靴は★1足で十分だが、制作するとなると、履いてくれる「(23.5~)24センチ」の人を探さなければならない。

(6)まず3足購入。ゲルニカを描き始めると★2足(4分割)で納まった。果たして、この靴を受け止め★「履きたい(履いてもいい)」と言ってくれる人は見つかるだろうか?この関門を突破しない限り、この企画は前に進まない、タイミングが重要その機会を窺った。

(7)ステイホームが長引き、息子や娘そして孫たち全ファミリーが集まる、まさしく★多様な価値観が集うこの機会を逃すわけにはいかない。子どもたちがいる空間には、★「寛容」さがあふれる。どんなハプニングをも★「許容」する雰囲気がある。私の「スリッポン」は予想以上にスムーズに歓迎され、そして★「記念撮影会」が始まったのです。

(8)何よりも、中学校1年生の思春期を迎える孫が「履きたい」と反応してくれたことは、今でも信じられない。「ゲルニカ」の意味は、後から知ってくれればいい。私は勇気をもらった。

(9)9月「玉手箱プロジェクト」には、残ったゲルニカ1足を展示することにした。経緯を聞いた玉手箱メンバーから、すぐさま予約があり「キュービズム」絵画を描く。その場で履いて展示替え作業、休憩に「紙カフェ」へ。その場でも話が盛り上がり新たに2足の予約、ギャラリー「いろはに」でも2足の予約がある。この流れを止めるわけにはいかない、山之口商店街は今「新規開店」も相次ぎ、コロナ禍の中にもかかわらず★活況を呈しているのだから。

10)そして、「玉手箱プロジェクト」と「スリッポン」を重ね合わせた新企画を立案することにした。イメージは、スリッポン履いて「玉手箱」を観て歩こう、「スリッポンで商店街を散歩」しようなのです。


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【ネーミングについて】

●商店街=shopping street

●スリッポン=sliponshoes

・・・「S」が「4つ」、増やして「5つ」にしたいと思う。

●スタイル(Style)=文体、様式、体型、型、種類、流行、品位、芸風などの意味を持つ。

・・・「商店街をスリッポンで歩く」を英訳すると、

Walk through the shopping street with slipon shoes

・・・合成して、「ストリート・スリッポン・スタイル」(略称:SSS)と命名しました。ただ、聞いてもイメージわかないので、チラシ等には「スリッポンで商店街を散歩」と表現しています。


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【詳細】

①当面、制作はコンダクター「イシバシ」が担当する。

②イシバシとの交流や話し合いにおいて、「23.524cm」サイズの「スリッポン」を予約注文した者がこの企画に参加する。

③「絵柄(図柄)」は、交流や話し合い等からイメージして制作するため(参加者の希望ではなく)、作者(イシバシ)に委ねる。

④原則サイズ順守であるが、この企画への強い参加意志が確認された場合は、他サイズも検討する。もとより制作の限界・限度があり、多様なサイズの展開には新たな制作者の発掘・登場が期待されるので、ともに制作を担ってくれるメンバーを募りたい。

⑤費用は「スリッポン」単価+税+500円とする。「+500円」の意味するところは「修理(repair)」である。古くなり汚れて買い替えるのではなく、リペアすること「継続的」な取り組み(アート)が重要と考える。したがって、参加者はその段階に至ったら、リペアを依頼・要求することができる。(しなければ意味がない)

⑥この具体案は、制作者イシバシにおけるものであり、新たな制作者が登場した際は、それぞれが具体案を示し実行することになる。最後に、この企画はあくまで堺・山之口商店街「玉手箱プロジェクト」と一体のものであり、その趣旨から逸脱するような商業的・営利的発想は排除される。付則、この案は2020年9月中に寄せられる様々な意見や要望を加味・修正した上で、202010月より発効する。

⑦参加者は、近いうちに堺・山口商店街を「スリッポンで商店街を散歩」することとし、その様子(足もと)を写真に撮り、自身のSNS等にUP拡散するとともに、イシバシまで画像データを届けるものとする。

【問い合わせ★画像送付先】 manabunc2000@gmail.com イシバシオサム

【購入先】基本1000円で/2020.10現在

▼神戸レタスKOBELETTUCEPayPayモール/送料無料スリッポン キャンバスベーシックスリッポン I1802 入荷済 靴 シューズ フラットシューズ 運動靴 スニーカーブーツぺたんこ 春

https://wowma.jp/item/355795268?aff_id=kwm

当初セール1000円で購入。しかし現在1320円にもどるが、時々1000円販売もありえる?

★GU キャンバススリッポンシューズ+E990円+税

https://www.gu-global.com/jp/ja/products/E326008-000/00

●ヴィレッジバンガード/1000円+税

https://vvstore.jp/s/category/c5s506/


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・・・「スリッポン」画像は最新のもので、(1)帽子もあると楽しいかな?(2)自分で塗り絵したいという人がいるかも?という新しい要素も追加しています。どうぞ、ふるってご参加ください。

10月から始まる新企画です。

問い合わせ、参加希望はコンダクター・イシバシまで。
★ manabunc2000@gmail.com

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・・・すっかり?涼しくなってまいりました。10月展示替えについてのお知らせです。

10月1日は「木曜日」のため、「ギャラリーいろはに」は閉廊しています。ということで、

 

10月2日(金)午前11時~午後4時「10月展示替え」します。

 

当日都合のつかない方は、9月末までにギャラリーへ作品ならびにキャプションをお届けください、なお、搬出作品はギャラリーにて保管いたしますが、できるだけ早い時期にお引き取り願います。

・・・遅くなりましたが、洞田和園先生の書が届きましたので報告させていただきます。「堺・内川灯ろう流し」に、「玉手箱プロジェクト」として★

クラウドファンディングに協力させていただきました。

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★『灯ろう流し』の癒やしを大都市大阪・堺の「風物詩」にする!

https://readyfor.jp/projects/sakai-tourounagashi

『堺・内川の灯ろう流し』の主催をします、一般社団法人 国際ART BRIGEです。私たちは、大阪府堺市に本拠を置き、会員である芸術家のみなさんの作品の発表や情報共有などのお手伝いをしています。発表の場は国内にかぎらず、アメリカ、カナダなどにも広がっています。また、私たちの地元である「堺」の歴史と文化を地域のかたをはじめ、子どもたちやご年配のかた、留学生や障がい者施設のかた、アーティストたちとともに見直し、「堺の夏休みの風物詩」にすべく企画し、地域の活性化をめざしています。


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https://tourounagashi.jp/

河川のゴミ問題、後継者難が指摘され、さらに地域のきずなが薄くなり、灯ろう流しは各地で開催中止が相次いでいます。そんな状況のなか、『堺・内川の灯ろう流し』は今年で5年目になります。堺のような大都市部で灯ろう流しが開催されること事態、異例のことといえます。”地域の活性化”という私たちの熱意が、みなさまに受け入れていただけた結果だと思っています。過去4回は、すべて”ボランティア=みなさんの手弁当”で運営してきました。堺市、堺市教育委員会などの公的機関、ご近所の団体からの後援・ご協力もいただけるようになりましたが、金銭的なものではありません。5年、10年と続けていき、リアルに「堺の夏休みの風物詩」になるためには、”最低でも運営にかかる経費ぐらいは捻出したい”という思いが・・・。そこで、会員である芸術家のみなさんにお話ししたところ、ビックリするようなご支援をいただけることになりました。


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灯ろう流しに出資していただいたかたのお名前とメッセージ(両方で10字以内)を書道家★洞田和園先生に直筆でお書きいただきます。直筆の書は、裏打ちをし出資者へお届けします。(灯ろう流しには複製を載せ内川に流します。)洞田先生は、こういった企画に筆をとられることはほとんどなく、たいへん希少性の高い作品になることはまちがいありません。先生のこの催し物にたいする熱意も同時にお届けできれば幸いです。ぜひ、みなさまのご協力をお願いいたします。


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【洞田和園】(1946~)

http://waenhorata.com/

1946富山県氷見市生1970新潟大学書道科卒業。東京書作展審査員、中津川市美術家協会理事他。

個展32回(東京、横浜、ソウル、ニューヨーク等)アジア女性現代美術展(中国・中央民族大学美術館)北京オリンピック記念/日中芸術展(北京市敵営博物院)上海万博記念/中・日・韓芸術展(上海美術館)国際女流書法交流展(韓国美術館)韓日3人展(韓国・金泉市文化芸術会館)東京デザイナーズウィーク2014「ブロ展」コラボ「ふ一ふ一展」。国内外の企画展に毎年多数。


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・・・それぞれのプロジェクト、それらにかかわるアーティストが互いに連携協力して、地域の伝統文化を支えていけるといいなあと、つくづく思います。

【重要なお知らせ】
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・・・「玉手箱プロジェクト」は2019年5月よりスタートし、新型コロナウイルス禍の真っただ中に1周年を迎えたわけですが、少しずつ認知されるようになってまいりました。
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・・・新たな出品者もまじえながら、継続出品者も増えつつあり、展示替えも主体的に取り組んでいただいているところです。
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・・・ところが、物価高騰により「規定木箱」の提供を断念せざるを得ない状況となりました。「玉手箱プロジェクト」にふさわしい木箱を取り寄せ、(単価+税+郵送料+事務費)★1000円で運営してまいりましたが、10月より★箱代だけで1500もかかることになりました。そこで、10月より「規定木箱」を使用するという規定を廃止します。

つきましては、出品者各自が「玉手箱」をイメージした作品や展示を工夫していただければ結構です。なお、木箱の提供はありませんが、事務費(出品料)として★500円を徴収いたしますので、ご理解ご協力よろしくお願い申し上げます。また、これまでの「木箱」を使用したい場合は、事務局(ギャラリーいろはに)にて1500円で提供させていただきますので、お申し出ください。

以上


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