玉手箱プロジェクト

堺・山之口商店街を明るく楽しくするプロジェクトです

2020年12月

2021年賀状

・・・2020年最後に、スリッポン画像が送られてきました。

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・・・気に入っていただけたようで、制作者としては嬉しい限りです。さらに精進してまいりたいと、


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・・・少しずつ新しいチャレンジにも取り組みつつ、新作・新作新作。

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・・・部屋は「靴屋さん」状態です。


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・・・年越し「そば」ではなく、スリッポン「年越し」です。

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1年間ありがとうございました。良い年をおむかえください。

・・・玉手箱プロジェクトから派生した「スリッポン」ですが、今や「スリッポン」の方が注目を浴び、「一人歩き」している感があります。もとより「アート」を観るだけでなく「身につける」、日常生活に「浸透させる」ネライがあったわけです。新年の「氣になる玉手箱展」での新作スリッポン展示を待ち望んでおられる方も多く、当然その期待にこたえなければならないと、日夜制作にはげんでおります。

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・・・基本的に「絵柄(図柄)」の希望は聞かないことにしていますが、やはりお世話になった方々については、その好みを察知して「お気に入り」を描いたりするわけです。今回のスリッポンは「アンディ・ウォーホル」がお好きだということで、かなりマニアックな「絵柄」となりました。

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・・・これだけ制作してきますと、だんだん飽きてくるわけで、これまでにないデザインや表現へと進化?していくのは自然の成り行きです。ちょうど新年は「牛」ということで、年賀状デザインもウォーホールでいくことにしました。


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・・・プレゼント用スリッポン、クリスマスまでに制作でき、感謝の気持ちを込めてプレゼントしました。

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・・・さらに、同系色のココペリ・バージョンも並行して制作しています。


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・・・これは、1月「氣になる玉手箱展」で展示いたします。

・・・このプロジェクトの原点は、もちろん「玉手箱」です。商店街の活用されていないBOXを「玉手箱」に見立てたわけですが、そのイメージをふくらませてくれた御伽草子「浦島太郎」の存在は欠かせません。

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《岡谷市「日本童画美術館」イルフ童画館》

394-0027長野県岡谷市中央町2-2-10266-24-3319

http://www.ilf.jp/

イルフという名称は、武井武雄が「古い」という言葉を逆に読み、新しいという意味をつけたもので館の愛称である。岡谷市条例の上では、日本童画美術館という名前である。館の内容は、主に同市出身の童画家武井武雄の童画、版画、刊本等を展示するほか、一般の童画等も収集、展示している。この館の運営管理は、指定管理者の公益財団法人おかや文化振興事業団(旧・財団法人岡谷市振興公社)に委託をしている。イルフ童画館は、博物館法上の登録施設ではなく、同市では美術館のある中心市街地再開発地区の活性化に寄与する観光文化施設としての位置付けをしており、それは、再開発ビルにイルフプラザという名称を付けたことによっても分かる。また同ビルから岡谷駅への通りを「童画館通り」としたことにも、まちづくりとの関連が見られる。そのほか武井武雄が描いた絵画、版画等をデザインした街路灯の設置、公共施設への壁画設置等まちづくりの上で活用されている。しかしこの童画館は、有資格の専門職である学芸員を配置し、美術品の展示・収集、保管・調査研究、教育活動を行っている歴とした博物館施設(美術館)の体制を整えている。

★「うらしまたろう展/あんな浦島、こんな乙姫」

2019年7月20日(土)~9月23日(月・祝)

http://www.ilf.jp/exhibition/archives/001273.html

「うらしまたろう」は、昔話を代表するお話です。伝承物語として現代も語り継がれ、人々に愛されてきた物語は、多くの絵本作家に、その世界を表現されてきました。しかし作家の個性や画材によって物語の印象は大きく変わってきます。本展覧会では、10名の作家たちの思いが込められた「うらしまたろう」の世界をご紹介します。

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・・・もとより「おとぎばなし」は「つくりばなし」ですから、いろいろな話や説が存在するのです。それが「おとぎばなし」の重要な要素、

《参考》貴人・敬うべき人のための「とぎ」の意/goo辞書より

1 夜のつれづれを慰めるために話し相手となること。また、その人。「若君のお伽をする」

2 寝所に侍ること。また、その人。侍妾。

3 「御伽話」の略。「お伽の国」

4 「御伽小姓 (こしょう) 」の略。

※よ‐とぎ【夜伽】

1 主君のため、病人のためなどに、夜寝ないで付き添うこと。また、その人。

2 女が男の意に従って夜の共寝をすること。

3 通夜 (つや) に死者のかたわらで夜どおし過ごすこと。また、通夜。

・・・ちょっと大人のニオイが強いのですが「夜のつれづれ」、語る側と聞く側の関係性で、どんどん話は展開発展、時にはデフォルメされていく楽しさが内包されているのです。私たちがすすめている「玉手箱プロジェクト」は「商店街のつれづれ」、作る側と観る側の関係性でどんどん進化拡散していきたいものです。今は「スリッポン」へと進化?しています。

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・・・先日制作したスリッポン、展示する間もなくご希望の方にわたってしまいました。1月「氣になる玉手箱展」ではギャラリーに展示したいので、さらに追加制作しました。その時なんです、何を描くか?すっかり「浦島太郎」を忘れていたことに気づき、猛反省です。


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・・・「玉手箱」に入れました。

・・・今回は微妙な色の変化をつけてみようと思ったのですが、スリッポン自体がベージュ(白が入手できなかった)だったので、ほとんど同色にしか見えず単調になってしまいました。

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・・・線描がはみ出したものがあったので、実験的に「ゴム部分」にまで線を書き入れてみました。


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・・・思い通りにいかない時は、ついつい描きすぎてしまう傾向にあります。


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・・・絵柄そして色合いは「好み」だとは思いますが、やっぱりもう少し「あっさり」させた方が良さそうです。と思いながら、腕が「ウズウズ」するので描きすぎるという悪循環を繰り返しています。ははは


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